こんにちは。今井税理士事務所(東京都台東区東上野)のコラム担当です。今回は、厚生労働省から発表された「グッドキャリア企業アワード2026」の応募受付開始についてご紹介します。
上野・台東区エリアで飲食・小売・建設・サービス業などを営む経営者の皆さまの中には、「人手が足りない」「採用してもすぐ辞めてしまう」「従業員のやる気をどう引き出せばいいのか」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。今回のニュースは、そうした「人材」の課題に向き合う事業者にとって、ヒントになる制度です。
■グッドキャリア企業アワードとは
「グッドキャリア企業アワード」は、厚生労働省が実施している表彰制度です。従業員が自分の職業人生(キャリア)を主体的に考え、能力を伸ばしていけるよう、積極的に取り組んでいる企業を表彰するものです。
たとえば、社員のスキルアップを支援する仕組みづくりや、働きながら学べる環境の整備、相談しやすい職場づくりなどが評価の対象になります。表彰されると、その取り組みが国から認められたという「お墨付き」となり、対外的なアピールにもつながります。
なお、本コラムは見出しと情報源URLをもとにご紹介しているため、応募の詳しい要件・締め切り・選考基準などの具体的な内容については、必ず下記の公式サイトでご確認ください。
■中小企業の経営者にどう関係するのか
「表彰制度なんて、大企業の話では?」と思われるかもしれません。しかし、この制度はむしろ中小企業にこそ意味があります。
なぜなら、規模の大きくない会社にとって、求職者や取引先に「この会社はしっかり人を育てている」と伝えることは、採用や信用の面で大きな武器になるからです。給与水準だけで大企業と勝負するのは難しくても、「働きやすさ」「成長できる環境」という点でアピールできれば、求職者の目に留まりやすくなります。
また、応募の検討を通じて、自社が普段どんな人材育成をしているのかを改めて整理するきっかけにもなります。「実は当たり前にやっていたことが、立派な取り組みだった」と気づくケースも少なくありません。
■具体的に何をすればよいか(次のアクション)
まずは、次の流れで動いてみることをおすすめします。
1. 公式サイト(https://www.mhlw.go.jp/career-award/)にアクセスし、応募の対象・要件・締め切りなどの最新情報を確認する。
2. 自社で行っている人材育成の取り組みを書き出してみる。たとえば、資格取得の支援、研修やOJTの仕組み、定期的な面談、キャリアについて相談できる体制などです。
3. 応募を目指さない場合でも、書き出した内容を求人票や会社案内、ホームページに反映し、自社の魅力として発信する。
すぐに応募までは難しくても、「自社の人づくりを見える形にする」という作業だけでも、採用や定着に役立ちます。
■人材への取り組みは、経理・税務とも関わります
研修費用や資格取得の支援、各種の手当などは、経費の処理や場合によっては助成金との関わりが出てくることもあります。「この支出はどう処理すればいいのか」「人材関連で使える支援制度はないか」といった疑問が出てきたら、ぜひ早めにご相談ください。
■出典
情報源:厚生労働省「『グッドキャリア企業アワード2026』の応募受付開始」
URL:https://www.mhlw.go.jp/career-award/
公表日(推定):2026年6月1日
当事務所は台東区東上野にあり、上野エリアの中小企業・個人事業主の皆さまの身近な相談相手でありたいと考えています。人材にまつわる費用の扱いや日々の経理・税務でお困りのことがあれば、どうぞお気軽にお声がけください。初めての方でも、わかりやすい言葉でご説明します。
本記事は公表時点の情報をもとにしています。制度は改正されることがあり、個別の取り扱いは状況により異なります。実際のご判断は税理士等の専門家にご相談ください。
